九州北部、日本海全域、太平洋北西部を中心に分布する。稚魚期の1から2年を川で過ごし、スモルト化して海へ降る。通常1年後に溯上して8から11月に産卵して一生を終える。
魚種豆知識
ヤマメは体側にパーマークと呼ばれる青色で小判状の斑点があり、一生を河川で過ごす陸封型である。富山県のマス寿しは元来このサクラマスを使用してつくられたものである。
養殖方法
陸上水槽で富山湾の水深100mから汲み上げた低温海水で育てています。11月に200gのものを海水馴致し、半年後の5月には1.5kgに成長します。
養殖の歴史2011年 富山実験場で試験養殖を開始。
生産現場の様子
2011年 | 富山実験場で試験養殖を開始。 |
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冷水系魚類であるサクラマスは15℃以上の水温での飼育は難しいと言われていましたが、富山湾の深さ100mの低水温海水を使用することで可能となりました。